Facebookやってます

2011年10月16日日曜日

沖縄呼吸ケア研究会のご紹介

2005年3月、沖縄県内の呼吸療法認定士が発足させ、急性期から慢性期・在宅を含めた呼吸ケアのレベル向上を目的としている研究会です。
年に2回のセミナーや、月に1回の勉強会を開催しています。
先日沖縄に行ったとき、研究会の集まりに参加させていただきました。みなさん、とても楽しい方々で、呼吸ケアだけでなくいろんな話で盛り上がっていました。
彼らはホームページももっていますので、是非立ち寄ってみてください。
研究会の皆様、今後ともよろしくお願いします!

2011年9月30日金曜日

ワークショップに参加された皆様へ

 第1〜3回若手医師のための人工呼吸器ワークショップ、人工呼吸器ブラッシュアップワークショップにご参加下さった皆様。

 すでにメールでご案内しておりますが、今後のワークショップの質をさらに改善するために、これまで受講された方を対象に、アンケートをさせて頂いております。
 ワークショップ受講前後で人工呼吸器の使用方法に変化があったのか、どのような講義が役に立ったのかをお聞きしています。約1分でできる内容ですので、まだご回答頂いていない方がいらっしゃいましたら是非ご協力をお願いします。
 皆さんの貴重なご意見を参考に、ワークショップをさらに実りのあるものにしたいと考えております。お忙しい中、お願いして申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
 

第1回若手医師のための人工呼吸器ワークショップ
(亀田総合病院シミュレーションセンターにて)

第2回若手医師のための人工呼吸器ワークショップ
(コヴィディエンジャパン株式会社 板橋事務所にて)

第3回若手医師のための人工呼吸器ワークショップ
(コヴィディエンジャパン株式会社 板橋事務所にて)

人工呼吸器ブラッシュアップワークショップ
(コヴィディエンジャパン株式会社 板橋事務所にて)

2011年9月19日月曜日

[アシュワース教授]パート5 圧−量ループ


Part 5 – Pressure-Volume Loop
パート5 圧−量ループ

The Pressure-Volume Loop is used to help identify patient-ventilator dys-synchrony and over-distension, which may be caused by using too large of tidal volume or excessive PEEP. Some published research has identified patient-ventilator dys-synchrony in up to 25% of patients receiving ventilatory support. Patient-ventilator dys-synchrony may increase the patient’s work-of-breathing, prolong ventilatory support and may increase the chance of ventilator-induced lung injury. Therefore, it is very important to carefully monitor the Pressure-Volume Loop to prevent patient-ventilator dys-synchrony.

圧−量ループは、患者−人工呼吸器非同調や、大きすぎる一回換気量または高すぎるPEEPによって引き起こされうる過膨張を発見するのに使います。いくつかの研究では、人工呼吸管理をされている患者の25%までに患者−人工呼吸器非同調が見られたとしています。患者−人工呼吸器非同調があると、患者の呼吸仕事量が増加し、人工呼吸器が必要な期間を長引かせる可能性があり、人工呼吸器誘発の肺障害(VILI)のリスクを増大させる可能性があります。よって患者−人工呼吸器非同調を防ぐために、圧−量ループを注意深くモニターすることが大変重要になります。

Normal Pressure-Volume Loop
正常な圧−量ループ

The following images are examples of a patient being ventilated in Volume-Targeted ventilation. The ventilator settings are: Volume A/C; Respiratory Rate 20/minute; Tidal Volume 0.5 L; Peak Flowrate 60 LPM; Square Flow Waveform; PEEP 0 cm H2O. This patient is not making any spontaneous efforts.

次に示す画像は量規定換気で換気されている患者の例です。人工呼吸器の設定は量規定アシストコントロール、呼吸回数20回/分、一回換気量0.5L、最高気道流速60LPM、矩形波、PEEP 0 cm H2Oです。この患者は自発呼吸の努力を全くしていません。

Pressure is being graphed on the X-axis; Volume is being graphed on the Y-axis. At the beginning of inspiration, pressure starts at 0 cm H2O because PEEP is set at 0 cm H2O. As the 500 ml tidal volume is delivered, the airway pressure increases to approximately 19 cm H2O. The inspiratory tracing is red because the patient did not initiate the breath. Expiration is graphed as blue-green on this ventilator.

圧はX軸に示されており、量はY軸に示されています。PEEP0 cm H2Oに設定されているために、吸気の始まりでは圧は0 cm H2Oになっています。500mlの一回換気量が送られたとき、気道内圧は約19 cm H2Oまで上昇しています。患者が吸気を開始していないために、吸気の軌跡は赤で示されています。この人工呼吸器上では呼気は青で示されています。

自発呼吸がないときの圧−量ループ

In the following graph, directional arrows were added to the image to demonstrate that inspiration is graphed going upward and to the right; during expiration, the tracing goes toward the left and downward.

次に示すグラフでは、吸気時に軌跡が右上方に上がって行き、呼気時に左下方へ下がっていくのを示すために、矢印を加えています。

吸気(Inspiration)、呼気(Expiration)を矢印で示しています

In this graph, lines were added to demonstrate the peak inspiratory pressure of approximately 19 cm H2O and the tidal volume of 500 ml.

このグラフでは最高吸気圧が約19 cm H2Oであり、一回換気量が500 mlであることを示すために線を加えています。

最高吸気圧19cmH2O、1回換気量500mlであることを示しています

When you click on the attached video, it will play a video file of a normal Pressure-Volume Loop. Please note that the inspiratory tracing is yellow, because the patient is triggering assisted breaths.

下に添付したのは正常な圧−量ループのビデオです。患者が補助呼吸をトリガーしているために吸気の軌跡が黄色であることに注目してください。



The next two posts about graphics will discuss abnormal Pressure-Volume Loops.

次の2回分のグラフィック講義では、圧−量ループの異常についてお話します。

日本語訳 マクマーン由香(米国呼吸療法士)

2011年9月18日日曜日

[アシュワース教授]次回予告

 Lonny Ashworth教授による次回のグラフィックレクチャーでは、P-Vループを扱います。7月の「グラフィックセミナーの夕べ」でも扱いましたが、ループは直感的にわかりにくいと、苦手意識を感じておられる方もいらっしゃるようです。
 いつものように、非常にわかりやすい説明をしてくださると思いますので、どうぞお楽しみに。


2011年9月14日水曜日

20秒でできる人工呼吸器アンケート第3弾 集計

 今回も多数の皆様から回答を頂きました。
 ルーチンで使っていらっしゃる方は少ないのですね。適応に応じて使っていらっしゃるのはすばらしいです。うちの施設では、いまだに何となくオーダーされているネブライザー指示が多く、「ルーチンではないが、投与することが多い」に当てはまると思います。大いに改善の余地ありです。
 気管支拡張剤以外に投与する薬剤としては、ビソルボンやムコフィリンと言った去痰薬の使用が多く、その他にはネオフィリン、インタールを使うという方もいらっしゃいました。どれくらい「効いている」感があるのか、使用している方の印象も是非お聞きしたいです。
 ラシックス、モルヒネ、ヘパリンなどの吸入を使っておられる方がいるのではないかと期待していましたが、回答はありませんでした。
 皆様、ご協力ありがとうございました。